映画『マックイーン:モードの反逆児』感想。無一文からトップデザイナーへ駆け上がったアレキサンダー・マックイーンの激動の人生!
また、アーサーとデトマーの口から、マックイーンの裏切りが明かされます。
「イザベラに見出された」と言われることに嫌気がさした彼が、彼女をジバンシィとの契約から外したのです。
自分のブランドとジバンシィを行き来したこの頃が、マックイーンにとって最悪な時期でした。
年10回以上のコレクションのプレッシャーに潰されかけ、ドラッグに手を出してしまったのです。
クリエイションは壮絶なまでに磨き上げられましたが、人間関係は破綻します。
そんな中で生まれたショーが、ウィトキンのグロテスクな写真の再現でフィナーレを飾る「ヴォス」でした。
さらに高い名声を獲得したマックイーンは、ディレクターのトム・フォードから誘われてグッチと契約、ジバンシィを去ります。
ロンドンに戻り、家族との絆を確かめたマックイーンは、「うまくいかず不安な時期があった。
でも抜け出せた。これが僕の人生だ。天職なんだ」と呟きます。
しかし、マックイーンには、さらなる過酷な宿命が待ち受けていたのでした…!
■映画『マックイーン:モードの反逆児』作品紹介
映画『マックイーン モードの反逆児』
2019年4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
公式サイト:http://mcqueen-movie.jp
原題:McQueen
監督・脚本:ピーター・エテッドギー
監督・製作:イアン・ボノート
製作:ニック・タウシグ、ポール・ヴァン・カーター、アンディ・ライダー
音楽:マイケル・ナイマン
編集:シンツィア・バルデッサリ
アーカイブ・プロデューサー:アントニー・グリーン
撮影監督:ウィル・ビュー
製作:サロン / ミスフィッツ
共同製作:クリエイティビティ・キャピタル / エンバンクメント・フィルズ
製作年:2018年
製作国:イギリス
⽇本語字幕:稲⽥嵯裕⾥
上映時間:111分
映倫区分:G
配給:キノフィルムズ/⽊下グループ
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■映画『マックイーン:モードの反逆児』キャスト
リー・アレキサンダー・マックイーン(ブランド創業ファッションデザイナー)