■夫とのデートは、女らしく上品に
息子が独立し、娘も成人。夫とふたりぼっちの休日も増えてきた。
子育て期間は必ず家族一緒のお出かけだったから、夫とふたりで食事や映画に出かけるのは何十年ぶり。最初は妙に緊張して、居心地が悪かったけれど、それも回数を重ねるごとに結婚前のふたりの距離感に戻ってくるもの。
けれど、着る服は同じではない。
結婚記念日やお互いの誕生日に予約した、ちょっと高級なレストランでの食事には、やはり女らしい恰好がしたい。
夫は普段、私の家でのデニムやジャージ姿(笑)を見慣れているからこそ、ふたりきりのデートにはここぞとばかり、サービス精神を発揮!
けれど、あからさまに色気を押し出した女っぽい恰好は、今さら気恥ずかしいもの。よって、コンサバティブで上品なテイストをベースに、清潔感をプラス。
襟もとにパールがびっしりついたボールジィのニットは、着ればすぐさまきちんとした女性に見える優れもの。華やかだけれど、清潔感の漂う白いレースの長めのタイトスカート、色の淡いスエードのハイヒールを履いて。
襟もとに充分光があるので、アクセサリーはパールの指輪のみ。
バッグは夫からのプレゼント。