家の中の“魔窟”に着手する方法 ~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン④~
ここでのポイントは、ゴミを「ゴミ予備軍」と名づけている点である。ゴミ袋に入れたものは、再度見なおししてから捨てる。「再度見なおしをする」と思っておけば、ゴミ袋に突っ込む時の心のハードルが低くなる。爆発の勢いを止めず、その勢いで大まかなカタチをどこまで作れるか? これが最初の関門である。
■やりはじめないと、やる気は出ないある本によれば、やりはじめないと、やる気は出ないらしい。曰く、「やる気を生み出す場所は脳の側坐核にあり、そこは刺激が与えられると活動する。やる気がない場合でも、やりはじめるしかないのです。(海馬―脳は疲れない― 池谷裕二・糸井重里 著/新潮文庫)」片付けをはじめたということは、流れに乗ったということである。
この時点で、7割がた「ふふん・・」と勝ち誇っていいと思う。
■途中で投げ出さない秘訣2つ残りの3割は、中盤戦をどう凌ぐか? ということだ。出だしは、勢いがあるからいい。終わりが見えれば、楽しい。この間にあるグレーゾーン、「片付けが進んでんだか、散らかしてんだかわからない」というあたりが、心理的に一番しんどい。難所を乗り切るために、心がけていたことがふたつある。