2023年10月24日 11:10
「やる気をなくした部下」に、やる気を取り戻させるコミュニケーション術
を訊ねてみてください。望ましい対処法は会社やチームによって異なることもありますし、彼らに似た経験がある場合、有効な対処法を教えてくれるかもしれません。部下との付き合いがあなたより長い人がいるなら、「以前にも似たケースがあった」などのヒントも得られるかも。
そんな動きをしつつ、部下本人とも話をしてみましょう。「最近仕事のパフォーマンスが落ちているようだけど(or 元気がないけど)、何か考え事があるんじゃない?」と。「特にないです」とまた言われるかもしれませんが、「この仕事の精度が落ちてるね」「最低限のことしかしなくなったよね」などと具体的に伝えれば、部下としてもスルーし続けるのは難しいはず。というか、業務に支障が出ている時点で、部下には答える義務があるのです。
とはいえ、目的は部下を困らせることではなく、味方がいると知ってもらうこと。
そのために、「悩みがあるなら何でも話してほしい。一緒に改善策を考えよう」と伝えましょう。
人は問題が実際に解決するかどうか以上に、自分の悩みを聞いてくれる人がいる、解決を目指して一緒に考えてくれる人がいる、と知ることで大いに救われるもの。原因がチーム内の人間関係や、今の業務に飽きた、目標を見失っている、などの問題であれば、例えば配置換えなどで対処できるかもしれません。