熊本県で創業100年余の印刷会社。そこで働く広報さんが大切にする「恩返し」の気持ち
「現在の業務は、広報プランナーとしてブランディングを推進することやメディアへの広報活動が主軸です。広報の経験は長いですが、これまでのtoCの商材とは違い、今は印刷業とあってtoBの発信も多いので最初は戸惑いもありましたね。でも新鮮さもあってやりがいを感じています。あと、これまで広報という専属部署がなかったため、私が入社してからはメディアへ情報発信を続けることで、テレビの取材も来てもらえるようになりました。社員からが『家族から、お父さんが働いている会社に中継がくるってすごいねー、と言われたよ』と話してくれて、広報のやりがいを改めて感じました」
「また、私の他の業務の中である新事業『就活応縁くまもと』では、です。熊本で働きたい学生と地元の企業をつなぐスカウト型の就業支援サイトになります。この運営にも携わっています」
熊本で創業し長い歴史を持つ同社だからこそ、県内の多くの企業や大学と接点があり、地元に密着した就業支援が可能とのことで、2021年9月からサービスをスタート。すでに県内の多くの企業や学生が参加してくれているそう。
とはいえ、印刷業とはまったく毛色の違う事業。チャレンジした理由は何だったのでしょうか。