「ワークライフバランスを重視しながら高収入」をかなえる方法とは? 20代激務社員の転職相談
これは、「内定しづらい」のではなく「入社後に、メンタルが耐えられるかどうか」という観点のお話です。
もともと激務で鍛えられた人は、仮にまた激務企業へ戻っても「元通り」と感じるだけで耐えられます。しかし、ホワイト企業出身者は、激務へ行ったときに予想以上の負荷を感じ、折れてしまうケースが多いのです。
また、周りの激務文化である「デートより仕事を優先する」「子どもと妻・夫なんて生きていることがわかればそれでいい」といった仕事至上主義の生き様に引いてしまい、短期離職へ繋がりかねません。
そのため、もし一度でも激務の環境で鍛えられたいと思うなら、20代のうちに経験しておいて、30代でホワイト企業へ行くのか、それとも激務を続けるかを決めると良いでしょう。
■20代で離職してもマイナスにはなりづらい
最後に、20代で離職してもいいのか、という問いに答えておきます。
20代での離職を気にする方もいますが、最近はキャリア採用(中途採用)も増え、転職者への偏見はほとんど無くなりました。もちろん、20代で8社以上……といった短期離職だらけの職歴になれば話は別ですが、3社くらいでは相手も驚かない文化になりつつあると思ってください。