生理用品の選択肢を広げたい。大王製紙で“女性の笑顔”のために働くブランドマーケターのキャリア
や「クリニクス(CLINICS)」などのブランドマーケティングを総括しています。
ちなみに、生理用品に興味を持ったのは何かきっかけがあったんですか?
大学は国際地域学部出身なのですが、1年生の時にアフリカの生理事情について講義を受けたんです。日本では当たり前にどこでもナプキンが買えるけれど、アフリカでは衛生的な生理用品が手に入らない地域もあると知りました。
日本で暮らしていると、なかなか考える機会のない話ですね。
そうですよね。私は生理について大きな悩みを持ったことがなかったのですが、気になって色々調べてみたら、国によっては生理中の女性を避けるような文化も残っていることを知ったんです。それってなんだか、不平等だなと思って。
文化の違いなどもあるのかもしれませんが、私も驚いてしまいました。
今の日本もかなり、生理用品の種類が増えていますよね。でも裏を返せば、正しい知識がないと自分に合うものを選べないということでもあると思うんです。もっと言えば、日本以外の国の人々も、知識があれば今と違う選択ができるかもしれない。知識や文化の違いで生まれてしまう生理の不平等をなくしたいなと思って、まずは生理用品について詳しく学ぶために大王製紙への入社を決めました。