生理用品の選択肢を広げたい。大王製紙で“女性の笑顔”のために働くブランドマーケターのキャリア
そうした経緯があったんですね。でも確かに、日本でも生理用品の選び方が分からない人は多そうです。
ナプキンにタンポン、月経カップや月経ディスク、吸水ショーツ……経血量やその人の環境次第でも合うものは変わりますが、まずは使ってみないと分からないことも多いですよね。生理用品の種類が多くなっていますが、これまでのデータを見ていると、今はまだ紙ナプキンを使っている人が大半なんですよ。
新しい生理用品を取り入れるのって、ちょっと勇気がいりますよね。
そうですね。使い方があまり知らない商品は使うのに勇気が必要ですよね。選択肢が増えているのはいいことですが、紙の生理用ナプキンは持ち運びがラクで使い捨てができるので、衛生的だと思います。
吸水ショーツをつけていてもやっぱり心配な日もあるし、紙ナプキンって手放せないですよね。
そうしたお声も多いので、当社では紙ナプキンの新商品開発に力を入れています。昨年発売した「エリスショーツ」はショーツ型の生理用ナプキンになっていて、外回りなどでなかなかトイレに行けない日や、量が多い日に在宅勤務をする時など、私も重宝しています。
紙ナプキンにも新商品が出ているんですね。