生理用品の選択肢を広げたい。大王製紙で“女性の笑顔”のために働くブランドマーケターのキャリア
カラーがブラックなのもいいですね!
外側がブラックなので、経血の色も気にならないし、ショーツのような感覚で履けるのに使い捨てで衛生的なんです(経血を吸収する部分は白色)。
■フェミニンケアブランドマーケターの「生理用品選び」
出野さんは日々のお仕事の中で、何をしている時間が長いんですか?
今はデータ解析に特化した働き方をしているので、調査データとにらめっこしている時間と、社内会議に出ている時間が長いです。
調査データを見ていると、どんな気づきがありますか?
意外にも生理に関して、お悩みが曖昧な方が多いように感じますね。例えば経血量や生理の重さって、なかなか他人と比べられないので、自分で判断しづらいじゃないですか。なので生理用品選びも、皆さん「なんとなく」で選んでいる部分も多いようなんです。
言われてみるとそうかも……学生の頃、最初に手に取ったものを使い続けている人も多そうです。
だからこそ、好みで選ばれていたりもするんですよ。厚みがある方が安心だという方もいれば、薄くて快適なものの方がお好きだという方もいます。ただ、ルーティンで使ってきたものを変えるのが怖いという方も一定数いるので、いいものを作ってもなかなか届かないことがあるのも、難しいポイントですね。