二児の子育てとキャリアを両立しながら働く女性の「自分らしいリーダー像」の見つけ方
取材・文:ミクニシオリ
撮影:大嶋千尋
編集:中納俊/マイナビウーマン編集部
「飛び込んでみて初めて見える景色がある」。
そう話してくれたのは、日本HPのプリンティング事業本部長で女性リーダーとして活躍する、沼田綾子さん。
二児の子育てと両立しながらキャリアを構築する中、仕事に全力を注ぎきれなかった時期もありましたが、自分自身へのもどかしさや歯がゆさ、コミュニケーションの苦労にも向き合い、逃げずにひとつひとつ問題を解きほぐしたことで活路を見出したそう。現在は国内外の様々なチームと連携してビジネスを推進しています。
2019年から2023年まで 4 年にわたり日経産業新聞「女性管理職が語る」に寄稿するなど、自身の経験をもとにした次世代や女性リーダーの育成に尽力している沼田さんですが、当初は「リーダーとしての自信は全くなかった」のだそう。今はみんなに慕われる女性リーダーである沼田さんに、その半生を振り返っていただきました。
沼田綾子さん
日本HPのプリンティング事業本部長、日本HPリーダーシップチームの一員。2001年に日本HPの前身であるコンパックコンピュータに入社。
以降、一貫してマーケティングを担当し、2017年から2023年までパーソナルシステムズ事業本部でコンシューマーPCの責任者を7年間務め、2024年より現職。