モラハラ・不倫・托卵。感情の整理が追いつかない衝撃エピソードの玉手箱【わたしの宝物#第1話】
そこにいたのは普段自分には見せない笑顔の美羽の姿。その様子に嫉妬や怒りを覚えた宏樹は、帰宅するや否や美羽に力づくで行為を求めます。夫婦間といえどもはやこれはレイプ。
悲しみと失望を覚えた美羽は気づけば、冬月との思い出のある給水塔の下に足を運んでいました。そこでまた偶然にも冬月と再会し、抑え込んでいた自分の感情が溢れ出します。そしてそのまま冬月とも寝てしまうのです。
この2度のベッドシーンの対比が両極端すぎて。手を絡めながら美羽が相手を受け入れる様子が見て取れる、穏やかな冬月との行為と、手首を押さえつけられながら無理やりされる宏樹との行為。
美羽の心の内が全てその手の描写に現れているようでした。
そして冬月は「プロジェクトが軌道にのったら美羽を迎えにいく」定番すぎる死亡フラグのセリフを告げ、海外へ旅立って行きました。
■妊娠のち即死とかあり?
宏樹も昔は涙もろく、昔は2人で互いの辛いことに共感しあって泣くなど、気持ちを支え合える心優しい青年だったようですが、一体何が彼をこうさせてしまったのでしょうか。
「(俺が)外面ばっかり良くて笑ってるんだろ?」と、自分のモラを自覚しつつ、コンプレックスに感じながら美羽に八つ当たりしているよう場面もありましたが、何か自信を無くす大きなきっかけがあったのかもしれません。