2015年6月25日 22:15
俳優・高良健吾が30代目前で向き合った宿題ーー役から「逃げなくなった」【INTERVIEW】
でも、それ以上のことをもらっていたという実感はある。だから、この場合の“抱きしめる”ということは向き合うということだと思っています」。
1つの町で3つの物語がゆるやかに繋がり、誰かに愛された記憶の大切さを描く作品だ。「いろんな人がいて。1人じゃなかった。繋がってた。完成作を観て、ゾワッとしました」。劇中で、岡野の姉で幼い息子を育てている薫は、悩む弟に向かって「子供を可愛がれば、世界が平和になるわけ」と明るく言う。
高良さんは「僕はあのセリフを綺麗事じゃなくしたい」と語る。「綺麗事だという意見も分かるような、分からないような気もするけど、実践していった方がいいに決まってるから。言葉として、映像として響くものであってほしいと思う。そうだと信じているし、綺麗事じゃなく、僕は本当にそう思いたい」。
彼の言葉には、慈しまれ、愛情深い人に育ったからこその説得力がある。
高良健吾/映画『きみはいい子』
高良健吾は教師役に初挑戦。
呉監督の現場には、モノづくりの自由さが溢れていたという
高良健吾/映画『きみはいい子』
高良健吾/映画『きみはいい子』
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