映画『第三夫人と髪飾り』世界遺産を舞台に描く、14歳で富豪の第三夫人となった少女の物語
『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー、『ノルウェイの森』『青いパパイヤの香り』のトラン・アン・ユンといった映画界の巨匠たちがその才能を絶賛する新鋭の女性監督だ。
なお、本作は、監督の曾祖母の実話をもとにしたもの。映画について、アッシュ・メイフェアは「つらい歴史の一面でありながらも、同時に豊かさ、ユーモア、そして愛も官能もあったことが伝わることを祈っています」とコメントしている。
ストーリー
19世紀の北ベトナム。14歳のメイはその地を治める大地主のもとに、三番目の妻として嫁いでくる。一族が暮らす大邸宅には、唯一の息子を産んだ穏やかな第一夫人、
3人の娘を持つ美しく魅惑的な第二夫人がいた。まだ無邪気だったメイは、この家では世継ぎとなる男の子を産んでこそ“奥様”になれることを知る。そして妊娠。
出産に向けて季節が流れる中、第一夫人も妊娠していることが発覚。時を同じくしてメイは、第一夫人のひとり息子ソンと、第二夫人のある秘密を知ってしまう。
【詳細】
『第三夫人と髪飾り』
公開日:2019年10月11日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
監督:アッシュ・メイフェア
撮影:チャナーナン・チョートルンロート アーティスティック・アドバイザー:トラン・アン・ユン
出演:トラン・ヌー・イェン・ケー、グエン・フオン・チャー・ミー、マイ・トゥー・フオン(Maya)、グエン・ニュー・クイン
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