寺田倉庫による現代アートのコレクターズミュージアム「ワット」作品鑑賞できるカフェ併設で天王洲に誕生
展。「描き初め(かきぞめ)」をテーマにした高橋龍太郎コレクションと、2000年前後の奈良美智作品を中心に紹介するA氏コレクションで、全く違う角度の2展示から現代アートの魅力に迫る。
建築×文芸のコラボ展示「謳う建築」
展示室1階では、オープン日から2021年5月30日(日)まで、建築倉庫プロジェクト企画展「謳う建築(うたうけんちく)」を開催する。同展は、多彩な15名の文芸家による、建築と文芸のコラボレーションが見どころだ。
戦後の建築の歴史に大きな変革を及ぼした建築家・篠原一男が設計した「谷川さんの住宅」について、日本を代表する詩人・谷川俊太郎が本企画展のために創作した新しい詩を公開。また、吉村順三の住宅について詩人・蜂飼耳が、能作文徳と常山未央の建築について劇作家・長塚圭史が作詩した。
その他、住宅の設計プロセスにおけるスタディ模型20点以上や、スケッチ、図面、映像なども展示する。
食事&カフェを楽しみながらアート鑑賞ができる「ワット カフェ」
「ワット」内には、ギャラリーとカフェが融合した新空間「ワットカフェ(WHAT CAFE)」を併設。
800㎡にもおよぶ店内では、現代アート作品を常時数十点展示・販売する。