くらし情報『15歳の犬の安楽死を求めた飼い主 理由に耳を疑う「理解できない」』

2022年9月23日 10:44

15歳の犬の安楽死を求めた飼い主 理由に耳を疑う「理解できない」

Pennsylvania SPCA

人間と同じく、動物も歳をとります。加齢によって健康上の問題が出てくるのは自然なことです。

メス犬のネティは2010年にアメリカのペンシルベニア州にある動物保護シェルターから里親に引き取られました。

それから12年が経った2022年、飼い主が15歳になったネティをシェルターに返してきたのです。

理由を聞いたシェルターのスタッフは耳を疑います。

飼い主は「高齢になったネティが失禁するから」という理由で、愛犬を手放したのです。


海外メディア『Bored Panda』によると、飼い主は「ネティを安楽死させてほしい」といったそうです。

シェルターの獣医がネティを診察し、薬を飲ませたところ、失禁の症状は改善してきたとのこと。


しかし、飼い主はネティの治療費や薬代を払うことを拒否したといいます。

まだまだ元気に生きられるであろうネティ。その命を絶つことに同意できなかったシェルターのスタッフたちは、SNSにネティについて投稿しました。

「この高齢の女の子は、最後の日々をシェルターで過ごすことになる可能性があります。私たちはそれを望んでいません。この子が残された日々を過ごせる家を探しています」

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