立つことすらできず… バス停で見つかった瀕死の犬 現在の姿に「同じ犬と思えない」

2023年5月、アメリカのミズーリ州に住む男性が仕事に行くためにバスに乗ろうとしていた時のことです。
彼はバス停に1匹の犬がつながれているのを発見します。
犬は骨と皮だけのようにガリガリに痩せていて、今にも命の炎が消えそうな状態だったそう。
男性は仕事に遅れそうでしたが、その犬を放っておくことができず、犬を抱きかかえて自宅に連れて帰りました。
どうしたらいいのか分からない彼は、動物保護団体『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』に助けを求めることにします。
連絡を受けた『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』のドンナさんが男性の家に駆け付けると、排泄物にまみれて衰弱したメス犬がいたのです。
シエラと名付けられた犬は、筋肉がなくなって立ち上がることもできなかったといいます。
それでもシエラちゃんは、ドンナさんが近付くと、残っている力を振り絞るようにしっぽを振ったのです。
彼女が自分を救ってくれようとしているのが分かったのでしょう。