くらし情報『【『大奥 Season2』感想5話】 中村蒼と蓮佛美沙子が描き出した、女の人生の哀しみ』

2023年11月2日 18:27

【『大奥 Season2』感想5話】 中村蒼と蓮佛美沙子が描き出した、女の人生の哀しみ

※写真はイメージ

SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。

2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。

かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

吉宗を演じる冨永愛の毅然とした姿は見惚れるほどだった。家光を演じる堀田真由の激流のような情熱には圧倒された。

綱吉を演じる仲里依紗が表現する虚ろな哀しみには胸をつかれた。家重を演じる三浦透子に滲む悔しさと諦めは切なかった。

田沼意次を演じる松下奈緒の知性と艶やかさ、松平定信を演じる安達祐実の危うい潔癖さ。
そして平賀源内を演じる鈴木杏の伸びやかな生命力。

このNHKドラマ10『大奥』は、多くの俳優たちの未知の魅力を引き出し、さらなる高みに押し上げてきた。

【『大奥 Season2』感想5話】 中村蒼と蓮佛美沙子が描き出した、女の人生の哀しみ

※写真はイメージ

原作に淀みなく流れる人間愛と、演出・美術の素晴らしさはもちろんのこと、これには脚本家・森下佳子の絶妙なタクトを抜きに語ることは出来ない。

実写化という縛りのもとで描けない部分を用心深く切り落とし、人物像に深みを持たせるためにセリフと説明を加え、演者たちの魅力を際立たせた。

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