中尾隆聖、山寺宏一ら声優26人が無断生成AIに訴え 「気持ちのいいものではない」
「誰の声か、誰の表現かということが分かるAI生成物は、著作権だけでなく人格権にも抵触する可能性があります。そして、悲しみ傷付く人がいます。このことを多くの人に知ってもらいたいと思っています」とコメントしています。
ネット上では、声優が実際におこなった覚えのない朗読や歌、声そのものが公開されたり、販売されたりしているのだとか。
声が商売道具である声優という職業を軽んじる行動ともいえます。
ファンがおこなったことだとしても、「無断で使われるのは、気持ちのいいものではありません」と訴る、声優有志の会。
「傷付け合う言動の応酬ではなく、平和的な認識のすり合わせのための議論を有識者も交えておこない、文化的なルール作りをしていきましょう」と呼びかけています。
以下、『私たちの想い』とつづった有志の会のコメント全文です。
私たちがやった覚えのない朗読や歌、そして声そのものが、ネット上に公開され、時に販売されています。
私たちの声は商売道具であり、人生そのものであり、共に成長してきた大切な自分自身の一部です。
「この声をもっと聞きたい」と思ったファンがやってくれたことだとしても、無断で使われるのは、気持ちの良いものではありません。