中尾隆聖、山寺宏一ら声優26人が無断生成AIに訴え 「気持ちのいいものではない」
新しい技術は、これから私たち人間に大きな恩恵を与えてくれるでしょう。
でも同時に、お互いの気持ちや、未来の文化のあり方まで視野を広げて、議論を重ね、みんなで技術の使い方を考えていきたい。
そのきっかけとなるように、この動画を作りました。
傷付け合う言動の応酬ではなく、平和的な認識のすり合わせのための議論を有識者も交えて行い、文化的なルール作りをしていきましょう。
10年後20年後もずっと、良い作品を生み出す土壌を枯れさせないために。
同プロジェクトに参加した、梶裕貴さんは「この同盟でのアクションが、一人ひとり考えるきっかけになることを祈って」と自身のXでコメントしていました。
緒方恵美さんは、同プロジェクトのハッシュタグを用いて、「亡くなった人の声を聴きたい」という意見に対し「亡くなられた方でも『権利』は残してさしあげてほしい」と主張。
そして、「私がいなくなった後、いかなる理由があっても私の声を勝手に使用してほしくない」と訴えていました。
今後は、それぞれの考えを語る動画も順次公開予定だといいます。
誰かを傷付けるAIの使い方ではなく、より便利に誰かを助ける方法でAIを活用したいですね。
[文・構成/grape編集部]
山寺宏一「商業利用はもってのほか」 人気声優らが無断生成AIに意見を述べる