くらし情報『「人は言葉でできている」 心の表れが言葉となり、言葉が心を育てる』

「人は言葉でできている」 心の表れが言葉となり、言葉が心を育てる

この観点で言うと、言葉の持つ『ニュアンス』には、話し手のエネルギーが宿っていると考えられます。

実際、このような言葉は口にすることもあるし、心の中でつぶやくこともあります。(まあ、いいか)と流したら、そのような結果になる。少し後悔が残りそうです。

そのときの自分の気持ち、感覚を味わってみることで、「まあ、いいか」ではないリセット法が見つかるかもしれません。

「人は言葉でできている」 心の表れが言葉となり、言葉が心を育てる

例えば、友達にラッキーな出来事が起こったとします。そのとき、「いいね!」という言い方と、「いいわねぇ」という言い方ではどうでしょうか。若干言い方は違いますが、そこには本音の大きな違いがあります。


同じうらやましい気持ちだったら「いいなあ!」と言ったほうが、からっとしています。たとえ(うらやましい…)と嫉妬が垣間見えたとしても、あえてからっと伝える。そうすることで、気持ちもリセットされます。

「人は言葉でできている」 心の表れが言葉となり、言葉が心を育てる

思わず発した言葉に、意識していなかった自分の本音が現れる。発した言葉を取り戻すことはできません。(あ!)と思った瞬間、胸の奥から湧き上がった恥ずかしさでいっぱいになるのです。

しばしば、SNS上での誹謗中傷の言葉が話題になります。どんなルールを課しても、責任を持たない言葉があふれているのを抑えることはできないでしょう。

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