『E.T.』の名子役、ドリュー・バリモアの栄光と挫折 昔から現在までを映画で振り返る
わずか9歳で飲酒と喫煙、10歳で大麻、12歳にはコカインと、薬物に手を出すほどにまで私生活は荒れていました。
しかし、1984年公開の映画『炎の少女チャーリー』では、そんな荒れた私生活をみじんも感じさせない演技を披露しています。
スティーブン・キングの小説『ファイアスターター』を映画化した同作で、ドリュー・バリモアは主人公のチャーリー・マクギー役として出演。大人顔負けの鬼気迫る演技は、誰もが圧倒されるはずです。
17歳とは思えない魅力を放つ『ボディヒート』
13歳でリハビリ施設に入所するも、退所後に自殺未遂を起こし再度入院…ドリュー・バリモアは10代にして、人生のどん底を味わったといっても過言ではありません。
しかし、自身の今後を考えたドリュー・バリモアは、すべての問題は母親の存在にあるとし、決別を決意。当時、ドリュー・バリモアは15歳という若さでした。
独立を求めて起こした裁判に勝訴したドリュー・バリモアは、母親との決別後、これまでのキャリアを立て直すかのようにオーディションを受け続けます。
そんな中でやっと手に入れた大役が、1992年公開の映画『ボディヒート』のアイヴィ役でした。