河瀬直美『望まぬ妊娠』に持論 「よくいった」「本当にそう思う」
2020年11月4日放送の、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、同月1日に犯人が逮捕された、女児遺棄事件について特集。
同番組によると、逮捕された23歳の女性は、羽田空港のトイレで女児を出産し、その後、近くの公園に遺体を埋めたと容疑を認め、さらに殺害についてもほのめかしているといいます。
女性は警察に対し、「当時就職活動中で、妊娠していたことを誰にも相談できなかった」と供述しているそうです。
河瀬直美の『望まぬ妊娠』への持論に、共感の声
同番組にコメンテーターとして出演していた映画監督の河瀬直美さんは、望まぬ妊娠をした女性数名に対し取材をしたことがあるのだとか。
今回の事件について「社会のあり方をもっと考えるべき」とコメントしました。
この人たち(望まぬ妊娠をした女性)には、やっぱり母性はあるし、子供を手放したくない、できれば育てたいっていう。
環境があればね、そうできるんだけどそうできないっていうようなところで。
(事件を起こした女性に対し)何か助けになる制度だったりとか、近しい人がいなかったのかなって、本当に今残念で仕方ないです。
何かもっと、この人だけを責めるだけでなく、社会のありようを、もっともっと私たちが考えていかなければならないんじゃないかなと思います。