2021年2月15日 18:07
「こんな使い方があったなんて…」 休業中の店舗の『新しい活用法』に驚き
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、時短営業などの問題もあって多くの飲食店が休業を余儀なくされています。
飲食店にとっては、今まで経験したことのない苦境。しかし、そんなピンチをチャンスに変えている店もあるようです。
「こんな使い方があったか」休業中の店舗の新しい使い方に驚き
東京の神楽坂エリアを中心に飲食店を運営する株式会社PURFは、2021年1月に発令された緊急事態宣言を受けて、経営する6店舗すべてを休業することに。
しかし、その期間や店舗を「社員の経営力強化、独立開業へのステップアップに使えないか」と考え、社員による『間借りランチ』の営業を同年2月14日~3月6日まで行うことにしました。
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その期間は、立候補した社員7人が自ら仕入れ先を選定し、開発したメニューを3日ずつ利用客に提供します。
該当の社員が仕入れやメニューの開発をし、数字管理なども行うことで、自身が店舗を持つことになった時のシミュレーションができるという考えなのだそう。
なお、社員は店舗の使用料のみ会社に支払い、売上から出た利益はすべて社員に還元するのだといいます。