くらし情報『新潟県津南町32歳最年少町長、2児の母のふるさと改革』

2018年9月10日 11:00

新潟県津南町32歳最年少町長、2児の母のふるさと改革

実家もすぐ近くにある。子育ては、ママ1人が負担しなきゃいけないものではないと思うんです」

悠さんは、そのためにも子育てしやすい町を目指した。待機児童をゼロにするために町の保育園の効率化と保育の充実を早急に図り、ママたちが集まれるカフェも作りたいという。

「ママたちが悩み事を気軽に語り合う場所を作りたいんです。この津南町で子育てしてもいいな、と少しでも多くの若い世代に思ってもらいたい。もちろん女性がきちんと所得を得られる雇用の創出もあわせて進めていきます。この町ならそれができる。私は津南町の可能性を信じています」

町長室でまず目につくのは、執務机の脇に敷かれた2畳ほどのウレタンマットに玩具の数々。
ママたちが子連れでやって来たときの遊びスペースだ。悠さん自身も町長就任直後に荷物を運び込んだとき、わが子をここで遊ばせていたという。

「町長室の扉はオープンです。子育て中の町民の方も気軽に立ち寄って、意見を聞かせてほしいんですね」

25歳で町議に初当選した悠さん。7年間の町議時代とくらべ、「仕事は10倍に増えました」と語る。朝は5時に起床して、就寝は24時ごろ。保育園への送りと、夜のお風呂と寝かしつけが、子どもたちと過ごす貴重な時間だ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.