くらし情報『離婚の傷を癒したのは、長い年月と息子の成長(JINSEIのスパイス!第4回)』

2018年10月30日 17:00

離婚の傷を癒したのは、長い年月と息子の成長(JINSEIのスパイス!第4回)

離婚の危機が訪れた時、僕は家族を守るために最大限のことをやったつもりです。でも、努力が至らなかったのでしょう。無念にも離婚となります。その時の落胆や苦しみは心に嫌というほど刻まれています。だからこそ、ご主人のいる女性に特別な気持ちを示され、無性に腹が立ったのです。なので、はっきりと「すいませんが、家族を大事にできない人を好きになることはありません」とお断りしました。離婚から5年経ちましたが、気持ちは同じです。相手が家族持ちだったり恋人がいる人には本心が向きません。
自分さえ幸せになればいいという考え方に困惑してしまうんです。

ただ僕の場合、やっと最近、過去を吹っ切ることが出来るようになりました。それは小学生だった息子が来年高校生になるからです。彼の心が安定し、なんとか志望校に入れそうなところまで来ました。だからこその、“今やっと”なんです。つまり、時間が必要なんですよ。奥様が不安に思うのは当然かもしれない。でも、いつまでも1人で生きていくのは辛いですよね。
老後を考えると、ずっと1人というのは寂しすぎます。恋愛はしてください。微力ながら僕も応援させていただきたい。

奥さんの場合ですけど、本当に好きならただその彼のそばにいたらいいんじゃないですか?約束は若いころにするもので、それ相応の年齢に達した今、約束ではなく、お互いの存在をいつくしんだらいいんじゃないですか?その人の気持ちを考えれば、ありがたく受け止め、その人のそばにいたらいいと思います。

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