2018年10月25日 16:00
安藤和津語る「母の壮絶介護」…娘・サクラに起きた“事件”
放ってはおけないほど、状態は悪化していた。
検査の結果、意外な事実が判明した。テニスボール大の脳腫瘍が見つかり、「いつ死んでもおかしくない」という診断を受けたのだ。
「その脳腫瘍の影響で、やがて老人性うつ、認知症を発症してしまった。感情のコントロールが利かない母は、私が記憶している愛情あふれる母ではなくなっていました。憎らしい、鬼のような存在になっていたんです」
そんな状態にもかかわらず、夫や娘は、大きな慈しみをもって向き合ってくれたという。
「施設や病院か、在宅介護のどちらを望むか聞くと、みんな『絶対、ウチ!』と即答してくれた。夫は『在宅介護には費用がかかるけれど、僕たち夫婦が頑張って仕事すれば、なんとかなるよ!』って。
うれしかった、心強かった……」
元ANZEN漫才・あらぽん、『おかあさんといっしょ』“ひょうたんのやころ”をアートで再現「クオリティーがすごい」 解散後ひょうたんアーティスト芸人として活躍