くらし情報『ラグビーW杯を釜石に連れてきた旅館女将の願い』

2019年3月11日 06:00

ラグビーW杯を釜石に連れてきた旅館女将の願い

ラグビーW杯は釜石復興につながる。岩崎さんも浜登さんも、同じ信念でここまで走り続けてきた。

「ラグビーは、体格も性格もバラバラな人たちが勝利という目的に向かって、チームを1つにします。工業、商業、観光、漁業、農業と、それぞれの業種業態の人たちが、復興という目的に向かっていく姿は、ラグビーと重なるんです。バラバラにやっていては、うまくいきません。いろんな立場の人がW杯を目標に、チームとなって一緒に頑張る。そのW杯を通じて、市民が何を感じ、どう復興に生かすのか。大事なのはそこです」

スタジアムの中央に立つと、岩崎さんは大漁旗を高く掲げた。
カメラマンの要望に応えて、右に、左に大きく振る。原色が鮮やかな大漁旗が青空に翻った。

「大漁旗を振っていると、いろいろなことが忘れられる。もう、前を向かねばと思うんですよね」
9月25日14時15分キックオフ。フィジー対ウルグアイ。釜石にラグビーW杯がやってくる!

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.