くらし情報『ムダ遣いの原因“ビンボー脳”を克服する買い物ルール』

2019年6月6日 06:00

ムダ遣いの原因“ビンボー脳”を克服する買い物ルール

したがるという特徴も。「人と違うものを持ちたい」と思いはじめると、妥当な予算の範囲外にある高級ブランドに手を出してしまったりするので要注意だ。

「最近では、そうした見えを張りたくなる行動に、SNSが拍車をかけています。高級店のディナーや、おしゃれな服を着た自撮りの写真をアップしたい欲求が出てきます。そうやって気持ちが高ぶると、脳内に神経伝達物質『ドーパミン』が分泌されます。この物質は承認欲求と関連していて、『いいね!』を押してもらえるとうれしくなり、また浪費をして……とエスカレートしてしまうのです」

ムダ遣いにつながる“残念なクセ”を脳科学の観点から改めるには、“メタ認知”が有効だという。

「メタ認知とは自分の行動を客観視することです。たとえば、店頭で『10個買えば1個おまけ』というPOPに飛びつきそうになったとき、『そんなに買っても使い切れるかな』と一瞬、冷静になって考えると、そのあおりにつられていると気づくことができます」

ドローンで自分を空撮するイメージで、行動を俯瞰することがポイントだという。
「メタ認知」をONにしてムダ遣いを防ぐ買い物ルールは次の4つ。

【1】レジに行く前に店内を1周する
【2】カゴに入れた商品の欠点を挙げてみる
【3】スマホを見ていったん頭を切り替える
【4】店員の誘いを購入のきっかけにしない

「ほんの数分でいいので、自分をレジから遠ざけること。

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