くらし情報『雅子さま「パレード延期を」決断に秘めた“24年前の悔恨”』

2019年10月22日 06:00

雅子さま「パレード延期を」決断に秘めた“24年前の悔恨”

「淡々と進める」という菅官房長官の発言とは明らかな温度差があった。政府が突然方針を転換してパレード延期に踏み切ったのはなぜなのか。政治部記者はこう語る。

「安倍首相が、パレードの延期を検討中だと被災地視察の直後に明かしたのは、首相自身の決断であるように印象づける演出にも感じます。しかし、延期決定の背景には天皇皇后両陛下のご意向があるとみて間違いないでしょう」

祝賀パレードは閣議決定で国事行為とされており、実施についての決定権は政府にある。

「もちろん両陛下が政治判断に関与することはできません。しかし両陛下は、宮内庁に対してパレードは延期すべきだと訴えられたのでしょう。宮内庁と内閣府は即位の礼に向けて密に連絡を取り合っています。
両陛下のお気持ちは、宮内庁を通じて政府に伝わっていたはずです。両陛下のご意向がなければ、政府は菅官房長官の言葉どおり“淡々と”パレードの準備を進め続けていたに違いありません」(前出・政治部記者)
雅子さまの胸には、大規模災害にまつわる苦悩の記憶が今も色濃く残っているはずだと語るのは、ベテランの皇室ジャーナリスト。

「’95年1月17日に阪神・淡路大震災が発生しました。

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