くらし情報『松本人志も嘆く読解力の低下…原因はSNS議論も大人に責任問う声』

2019年12月5日 21:29

松本人志も嘆く読解力の低下…原因はSNS議論も大人に責任問う声

そのため、長文を読み書きする機会が減少しているという。

また調査結果では無料通信アプリ「LINE」などでの短文のやりとりをしている割合は、OECDに加盟する37カ国中で日本は87.4%と平均値の67.3%を上回った。

5日に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)でも「子どもの読解力が急落」というテーマが取り上げられた。

番組VTRに登場したお茶の水女子大学の浜野隆教授によると、そもそも読解力とは「書かれた文章を正確に理解する力に加えて、書かれたことを評価したり文章をもとに自分で考えを展開したりする力」だという。また浜野教授も、今の日本の子ども達はSNSを使った短文のコミュニケーションが増え、長文を読み書きする機会が損なわれていると指摘した。

いっぽうで同番組に出演した経営評論家の坂口孝則氏は、スマホやネットが原因ではないと反論。同調査の低得点者が増えている傾向から、教育費用をかけられない子どもの増加に伴う「貧困」や「格差社会」が読解力の衰えにつながっていると仮説を展開。また報道記者の下川美奈氏は、長文を読む時間や文字以上のものを想像するといった余裕が失われているとコメントしている。

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