2020年1月22日 11:00
通信費、保険料…無駄な出費狙い撃ちで”ちりつも”100万円!
(横山さん・以下同)
固定費で見直しの対象になりやすい「保険料」は、すでに割安な掛け捨てタイプに加入している人も多いが、標準生命表の改定で死亡保険などはさらに安くなるケースも。
そもそも、入院などをともなうような高額な医療費が上限を超えると、超えた分を払い戻してくれる「高額療養費制度」で、かなりの額がカバーできる。過剰な保険は文字どおり「無駄」になっている可能性を疑ってみよう。
また、働き盛りの世代では、夫の死後、残された家族の生活費をまかなうために、数千万円の高額な死亡保険に加入している人も多いが、死亡保険金を毎月一定額で受け取れるタイプの「収入保障保険」なら、子どもが小さいときには手厚く、成長とともに保障が減っていくので、割安な保険料で効率よく備えることができる。
実際にA子さん一家は、手厚すぎる死亡保障から収入保障保険に入り直して、月6,000円カットに成功した。
「収入保障保険は、期間の経過とともに保障の総額が減っていきます。たとえば、お子さんが小さいときは6,000万円程度、中学生であれば3,000万円、高校、大学と成長するにつれて少なくなり、大学卒業とともに保障はなくなるといった具合。