くらし情報『24種類以上の薬で治験が進む新型肺炎 予防にはまず手洗いを』

2020年2月12日 15:50

24種類以上の薬で治験が進む新型肺炎 予防にはまず手洗いを

「予防には、こまめな手洗いがもっとも有効。コロナウイルスは、ごくふつうの石けんでも死滅することがわかっています」(久住さん)

だが、簡単な手洗いだと効果は低い。手についた菌やウイルスをしっかり落とすには“衛生的手洗い”がおすすめだと峰さんは話す。

「左右の手の甲から手のひら、指の間、指先、手首まで石けんで洗います。これだけしっかり洗うには時間も必要。最低でも30秒はかけましょう」

こまめに手洗いができないときは、アルコール消毒も活用したい。

「コロナウイルスはアルコールに非常に弱いです。消毒液はアルコール濃度70~80%のものを選んでください。
いちばん殺菌効果が高い。消毒するときは手に十分、消毒液をつけ、乾ききるまでしっかり塗り込みましょう。携帯用の消毒液をバッグに1つ忍ばせておくと便利です。ドアノブなど気になる部分の除菌にも使うことができます」(峰さん)

【2】24種類以上の治療薬「効果あり」なら1カ月以内に投与開始へ

新型コロナウイルスは遺伝子情報の解析により、SARSやMERSと非常に似ていることがわかっている。「SARSでは、エイズ治療に使用される抗HIV薬などが、ウイルスの増殖に関わるタンパク質の働きを阻害することが明らかになっています。

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