2020年3月27日 11:00
小島慶子が語る“うんちく夫”対処術「心の内を語らせよう」
なぜ、男性は女性に対してうんちくを語りたがるのだろうか。
「男性は『人の上に立ちたい』という支配欲が強いといわれています。それに加えて『女性はものを知らない』という先入観がある人もいる。“うんちく夫”にとっては、自分の知識をひけらかすことが、女性の上に立つための手段なのです」
それは、自分に自信がないことや、“妻に自分の話を聞いてほしい”という承認欲求の裏返しでもある、と高見さんは続ける。では、夫にドヤ顔でうんちくを語られたとき、どのように対処すればよいのだろうか。
エッセイストで元TBSアナウンサーの小島慶子さん(47)は、「夫に“インタビュー”をしてみては?」と対処法を提案する。
「たとえば、美術館に一緒に行き、展示の解説に書いてあるようなことを得意げに夫が話し出す。そんなとき、『私はあの絵が好きだったけど、あなたはどう思った?』と切り返すのです。
評論やうんちくではなく、夫の心にある感情や思考を引き出すような“インタビュー”をすること。自らの心の内を語る機会って、男性はないんですよね。意外な発見があるかもしれませんよ」
TBS時代、「専門家に気持ちよく語ってもらうのが女子アナの仕事。