2020年4月28日 14:42
コロナ専門家有志の会「#うちで治そう」ひっそり撤回に批判の声
さらに、「いつ相談すればいいの?」という表も作成。「強いだるさと息苦しさ」は「すぐに」相談することとされている。
4月27日の“おさらい版”の冒頭にはこんな注意書きが。
「相談・受診の目安は2月17日より変更されていませんが、3月22日に厚生労働省から全国の自治体向けに補足説明の通知が出ています。そこで、補足説明された内容が、皆さまに届いていない可能性をふまえ、わかりやすく整理しなおし『おさらい・4/27更新版』といたしました」
あくまでも受診の目安は同じで、厚労省の補足説明を盛り込んで整理しなおしただけだというが、2つの記事の印象はまったく異なる。8日版は「#うちで治そう #4日間はうちで」とあるように自宅待機が原則。「強いだるさと息苦しさ」がある場合でも、4日を待たずに受診していいのかどうかは書かれていない。一方、27日版には、症状が4日続いていなくても「強いだるさと息苦しさ」があれば、「すぐに」受診するべきだということがはっきりと示されている。
ちなみに、3月22日の厚労省の“補足説明”の内容は、<「発熱が4日以上」と「強いだるさや息苦しさ」の両条件がないと相談できないと受け止められている可能性があるので、どちらかの条件でも対応するように>というもの。