2020年5月15日 17:00
【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】仕送りをもらい続ける40代の息子を変えるには
【連載】玉置妙憂の心に寄りそう人生相談
TBS『グッとラック!』のレギュラーコメンテーターをはじめ、数々のメディアにも紹介され大反響を呼んでいる新書『死にゆく人の心に寄りそう〜医療と宗教の間のケア〜』(光文社)の著者・玉置妙憂さんが毎週、読者の悩みに寄りそい、言葉を贈ります。
【今回の相談内容】
私には40代前半の一人息子がいるのですが、息子の月収は低く、彼が結婚して一年後くらいに一軒家を新築するときはお金の援助をしました。その後も毎月仕送りをしています。しかし、息子の嫁はなかなか働いてくれず、何度かアドバイスはしたのですが、まったく仕事をする気がない様子。ついに私が今まで貯めてきたお金も底をついてきて困っているのですが、今後いったいどうしたらいいのでしょうか。(女性・68歳・専業主婦)
【回答】
まあ、あなたさま!動物は知能も仕組みも高度になればなるほど親離れが遅れる傾向にあるといいますが、現代社会はまさにその通りですね。親として、存分にすねをかじらせてやるというのも醍醐味のひとつでしょう。
ただ、貯めたお金が底をついてしまうようでは、本当に困ります。
あなたさまもこれから、いわゆる「老後」