伊藤健太郎 快進撃にあった苦渋時代…出演シーン全カットも
「伊藤さんが俳優業をスタートさせたのは、蜷川幸雄さん(享年80)の舞台オーディションがキッカケだそうです。軽い気持ちで受けて落選しましたが、その熱気に感銘を受けたといいます。しかし演技は未経験だったため、直後に出演した『昼顔』の現場では厳しい“しごき”が。さらにある映画では、出演シーンが全てカットに……。そんな苦渋を味わった経験から、役者魂に火がついたといいます」(映画関係者)
もともと「健太郎」名義で活動していた伊藤は、21歳で本名の「伊藤健太郎」に改名した。「今日から俺は!!」の公式サイトにアップされたインタビューでは、同作で自身が演じる同じく伊藤姓のキャラクター・真司との「運命的な出会いにも背中を押されて」改名したとも明かしている。
「改名には、俳優として生きていくという覚悟が込められているといいます。伊藤さんは北村匠海さん(22)や中川大志さん(22)といった次世代の俳優たちと同年代。
彼らとはプライベートでも交流していますが、勝気な性格もあって“負けたくない”という気持ちが人一倍強いそうです。反骨精神もあり、『60代、70代になっても尖っていたい』といいます。落ち込んだときには初主演作の『デメキン』を見返して、自身を奮い立たせているそうです」