ベランダづたいにお相手の部屋へ…高齢者施設での赤裸々恋愛
「夜、不安なときも、信頼するK男さんの肌の温もりを感じると落ち着く」とT子さんはうっとり。気持ちを受け止めたホームは、お互いの家族に了解を得て、夫婦部屋を用意。2人は余生を共にしたのだった。
■ほかの男性入居者に嫉妬する夫への愛再燃
長年住んだ家を売却し、夫婦で老人ホームへ入居したS太さんとM枝さん。評判のおしどり夫婦だったが、入居を機に亀裂がーー。
もともと社交的なS太さんは、ほかの女性利用者によく話しかけ、車いすの女性がいれば食堂にエスコートしてあげる。そんな姿を見て、M枝さんは介護スタッフに「夫がほかの女にばかり優しくする」とぼやく。
ところがM枝さんにも、親しげに話しかける男性が出現。
毎日M枝さんにようかんをプレゼントしている。すると、S太さんが、「俺の女に何すんだ」と、男性の頭をポカリ。ちょっとした騒ぎになったものの、嫉妬する夫を見て、M枝さんは愛を再確認したのだった。
■キツ〜い資産家女性が一転、恋する純情乙女に!
資産家の令嬢で、何一つ不自由なく生きてきたE子さん。調度品から着るものに至るまで、“超”がつくほどの高級品。だが、性格がキツく、スタッフがコミュニケーションのつもりで「このお着物、お高かったんでしょうね」