やむを得ない帰省の心得「よそに訪問するつもりで!」
(=会食は「小(少)人数」「小一時間」「小声」「料理は小皿で」「小まめに消毒・換気」)を実家でも行うべきだという。
「ふだん夫や子どもと過ごしている延長線上に実家を置かないこと。『よそのお宅を訪問する』あるいは『外食・会食する』つもりで行くべきです。実家でも基本的にマスクをつけたまま小声で話します。料理は、大皿料理を各自の直箸で取り分けるのは、接触感染する恐れがありますからNG。あらかじめ小皿に盛りつけるべきです。そして、滞在時間自体を『小一時間』と心掛けるくらいで、ちょうどいいかもしれません」
例年なら家族全員で里帰りするところを、今年は「人数を減らして行く」=「誰かは行かずに家にいる」我慢も必要かもしれない。
そして、政府が勧める「マスク会食」(=マスクをしながら、料理を口に運ぶときだけマスクを口からズラし、口に入れる食べ方)も、実家で実行すべきだという。
また、実家に泊まるのではなく、「Go To トラベルが利用できる場合は、実家近くのホテルなどに泊まるべき」と小川さん。
「さらに『マスク着用、手洗い・うがい励行、手指消毒』を、実家でも移動時でも徹底してください。テーブルや椅子など手指の触れるところを拭ける、アルコールティッシュは必す携帯すべきです」