2020年12月12日 15:50
『100日後に死ぬワニ』開始から1年…人気と炎上の顛末を追う
との非難が殺到。
さらに、公式アカウント運用会社の取引先に電通東日本、いきものがかりとのコラボムービーのクレジットに電通と電通PRの社員がいたことから「このワニムーブメントには電通が関わっているのではないか」との憶測が広まり、Twitterでは「電通案件」がトレンド入りする事態に。
「SNS上で自然発生的に生まれたムーブメントであることに魅力を感じでいた読者が多い中、企業によって仕組まれていたという事実に落胆を感じた人がいたのは事実。しかし、その結果物語よりも、“電通案件”であることや“この盛り上がりが仕込みだったのではないか”という点に注目が集まり、本来の主役であるはずのワニの姿がかすむことに」(ITジャーナリスト)
ほとんどん関係のない“電通”のほうが、ワニの物語よりも世論の興味を引くことになったのだ。
「実際に“電通案件”だったのかという点について、電通の広報部は、J-CASTニュースの取材に対し『いきものがかりのコラボムービーに限り、仕事として一部のプロジェクトに関与した』とコメントを発表しています」(前出・ITジャーナリスト)
■123日後に燃え尽きたワニ
炎上以後“電通”の陰に隠れ、4月以降はめっきりと話題にのぼる機会が減ってしまったワニ。