くらし情報『押切もえ40歳からを美しく生きる2「20代は、はずかしいくらいイケイケの裏側で」』

2020年12月28日 15:50

押切もえ40歳からを美しく生きる2「20代は、はずかしいくらいイケイケの裏側で」

周囲もそうでしたからね。もっと自由な感じで、たとえば事務所に所属していない人たちは、早朝の撮影現場に来ないなんてことも珍しくなかった。5人くらい呼ばれていたのに、行ってみたら私ひとりしかいなくて、「え、誰も朝起きないの!?」という日も(笑)。スタッフさんに聞いたら、「全員そろわないことを見越して、多めに声をかけているんだよ」と。だから、全員が来たらロケバスに乗り切らないこともありましたね。プロ意識が芽生えたのは、『CanCam』に専属モデルとして入ってからです。

ーーどんなふうに意識が変わったんですか?

しっかりやらないと次がない、ってことに気づいたんです。10代後半になって仕事が減って、ティーン誌より上の世代の雑誌から呼ばれないなあと思って。
それからですね。自分でも「意識を変えないとダメだ!」と、いろいろなことに気を配るようになりました。

ーーそこからの失敗談はなさそうですが。

いや、でも、油断して太りすぎちゃったこともありましたよ。山田優ちゃんたちと沖縄ロケに行ったとき、土砂降りの雨がやまなくてロケバスで待機している間、私、ず〜っと食べていたんですよ。ソーミンチャンプルーとか、サーターアンダギーとか、ふだんあまり食べない沖縄料理ばかりだったので、「おいしいねえ」

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