押切もえ40歳からを美しく生きる2「20代は、はずかしいくらいイケイケの裏側で」
なんて言いながら。そうしたら、水着撮影のときにおなかがぽっこり出ちゃっていて。あとで編集者に呼び出されて、「この写真、どう思う?」と指摘されて、「おなかが出ていました!」「すみません!」って平謝りしました。
ーーモデルさんへの呼び出しがあるんですね。
はい、私なんて、すぐに呼ばれていました(笑)。スタッフさんから「もえ、今日撮影した写真を全部見て」と言われて、ルーペをのぞいていると、「自分だったらどれがいいと思う?」と聞かれるんです。「これとこれです」と答えると、「プロは全部OKのほうがいいんだよ」とアドバイスされて、初めてハッとするんです。「勉強してきます!」と謝って、家に帰ってからひたすらポージングの練習をする、という感じでしたね。
ーー周囲にもまれて成長した時期だったのかもしれませんね。
スタッフさんにも、モデル仲間にも、もまれたというか、刺激を受けました。すごくいい時代でした。
ーー時代的にはイケイケだった印象もありますが。当時の映像なんかを見ると、そう思います。イケイケでしたね、はずかしいくらい(笑)。でも、キラキラした部分だけではなかった。実際は、日々打たれては強くなるような感じで成長していました。
へこたれずに、光を求めて上に伸びていこう!って。
(インタビュー後編へつづく)
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