唯一の“自由恋愛”眞子さまの結婚が他の女性皇族と違う理由
「新型コロナウイルスで国民の生活は大きな打撃を受けています。若い世代でも、大学で講義を受けることすらできずにいる大学生が多くいます。そうした若い人たちが、年代の近い眞子さまの言動をどう受け取るのかが大きなポイントです。将来の皇室と国民との関係性が大きく変わってしまうおそれもあります」
そして渡邉さんは、眞子さまの結婚問題は、黒田清子さんをはじめとした女性皇族の結婚とは大きく異なると説明する。
「そもそも眞子さまと小室さんのご結婚問題を、これまでの女性皇族だったみなさんの結婚と比べることが間違いだと思っています。まず、内親王だった紀宮さまだけではなく、高円宮家の典子さま、絢子さまの婚約内定会見は、お相手の言動にも非の打ちどころがなく、誰もが祝福することができました。
学習院で秋篠宮さまの同級生だった黒田慶樹さんは、清子さんとも幼いころからの顔なじみでした。長い時間をかけて、お互いをよく理解していたのです。
美智子さまと黒田さんの母親は“ママ友”の関係でしたから、詳しく説明をする必要もありませんでした。典子さんと絢子さんのケースでも、両家の親同士が既知の間柄だったので、お互いの家のことを理解し合っているという大前提がありました」