【2022年値上がりするものリスト】1月は食パン、2月にはアルミホイルが!?
「まず、近年はアジアやアフリカなどの新興国の経済成長が著しく、人口増加、食事内容の高級化が進んでいます。さらに米中経済対立によって、アメリカは中国の工場への発注をストップ。その結果、減った分の売り上げを補塡するため、中国の工場は製造単価を上げざるをえなくなり、物を作るコストが上がっているのです。また、世界各国がリーマンショック後にとった量的緩和策(日本ではアベノミクス)により、世界中で物価は上昇を続けています」
主要各国が景気回復傾向を見せる中、日本は相変わらず不景気のままで、世界的な価格の上昇についていけない状況だ。
「輸入品は価格が高く、国内の商品も前記の理由で高騰している。国民が思うように消費にお金を回せず、景気が回復していかないのが日本の状況なんです」
では、新しい年はいったいどのような商品が値上がりしていくのだろうか。
■2022年1~4月の値上がりスケジュール
【1月】
〈光熱費〉
ガス料金(大手4社):84~113円※
電気料金(大手10社):85~164円※
※いずれも標準的な家庭の電気料金とガス料金の場合
〈食品〉
1月1日:パン(山崎製パン、フジパン、敷島製パン)