【2022年値上がりするものリスト】1月は食パン、2月にはアルミホイルが!?
「ひとつは、油や食品など原材料からあまり加工されていないものが、原材料の高騰に伴って値上がりするパターンです。この潮流は、’21年から起きており、昨年値上がりした食用油やマーガリン、電気・ガス代などが該当します」
1月以降値上げされるカルビーや湖池屋のポテトチップスは、原材料であるじゃがいもの高騰が価格に大きく影響している。
「現段階では未発表ですが、’21年に値上がりしたコーヒーと同系列であるカカオ豆、ピーナツなども、6月ごろに10%ほど値上がりする可能性があります」
同じ分類では、バナナなどの果実類も夏前の6月ごろ5%程度の値上がりが予測されるという。
肉類では牛肉が継続して値上がり傾向にあるが、次に上がるのは「鶏肉」だと加谷さんは考える。
「外食産業では、高値の牛肉の代用メニューに豚より鶏を用いることが多い。そのため、鶏肉が6月ごろに7~10%値上がりするかもしれません。ちなみに豚肉は、上がるなら9月ごろに5%ほどでしょう」
そして、魚介類は漁船の燃料代高騰により、9月ごろ7~10%の値上がり。同時期には、紅茶が10~20%、卵が飼料高騰により7~10%値上がる可能性があるという。