育休取得の榎並アナ 仕事中断の不安に「きっと多くの女性も同じ」
「あらかじめ決められた原稿を読むのであれば、しっかりお伝えできたはずですが、フリートークに近いやりとりだったので、自分の言葉を紡がなければならず、思いがあふれ出て、生放送なのに涙が止まらなくなってしまったんです。
あんなふうになる自分が想像つきませんでした。けっきょく、番組終了まで涙声でお伝えするという放送事故を起こしてしまい、不体裁としか言いようがありません」
局に批判する声は届かなかったというが、榎並アナは反省しきり。だが、一連の経験は仕事にも生かされる。「育休中、夕方のレギュラー番組を見ていましたが、自分がいなくても番組が回っていることに、さみしい感情もありました。職場復帰したときも、育休中は妻としか話していなかったため、同僚たちの会話のテンポについていけない戸惑いもありました。
こうした不安や戸惑いは、出産を経験した働く女性の多くが抱くもの。その気持ちを、少しでも理解できるようになったように感じます」
働く男性の目線だけでなく、出産で仕事を中断した女性の目線などでも物事を捉えられることは、幅広くニュースを伝えるキャスターとして、今後の大事な糧となるはずだーー。
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