くらし情報『3千円の占いが8億円被害に…紀藤&山口広弁護士が解説「霊感商法の悪質手口」』

2022年7月28日 11:00

3千円の占いが8億円被害に…紀藤&山口広弁護士が解説「霊感商法の悪質手口」

■ 家族がだます側に回る「FF」という手口

Aさん(40代)の養母は心臓手術のため入院。統一教会の信者である姪が、教団幹部を引き連れ「聖本10冊を家に入れなければお母さんを助けられない」と創始者・文鮮明氏の説教集『聖本(1冊約3000万円)』の購入を強要。

養母名義の預金から3億円を献金させ、その後も「お母さんが心臓病なのは先祖の罪を背負っているからだ」と、4年にわたりさらに約1億9000万円を奪った。

「霊感商法の被害のきっかけは『訪問』『街頭』『広告』『FF(ファミリー&フレンド)』の4つ。『FF』は家族や親戚をはじめ友人、知人などを使う。信頼できる人からの誘いでも霊感商法を疑いましょう」(紀藤弁護士)

■まるで詐欺劇団チームで陥れる

「占いの勉強をしています」と訪れた統一教会の信者を家に招き入れたBさん(70代)。占い料として3000円を支払ったが、信者は「霊界で祖先が苦しんでいる」と(教会の施設である)霊場に誘導。そこで霊能師から「このままでは夫の命はない」と脅され2300万円の「念珠」を購入。
その後も次々と高額商品を購入させられた。その後、別の信者から、「象徴献祭」

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