2022年8月8日 11:00
身に覚えないバッグや海産物が“代引き”で届く「送り付け商法」正しい対処法とは?
電話勧誘で海産物をオススメされても違和感なく話を聞いてしまう人も。『コロナ禍で売れないから安くする』と言われ、怪しいと思い断っても、勝手に送り付けられる悪質なケースがあるのです」(前出・担当者)
実際に、被害に遭った実例を教えてもらった。
【海産物/請求額:2万1000円】’22年6月
《「注文を受けた海産物を送る」と家に電話が。断っても「着信が残っており、2万1000円分の商品の注文を受けている」と2度目の電話が。再び断ったが海産物が代引きで届いた。受け取りを拒否しているがどうすればよいか》(50代・女性)
送り付け商法が増えている背景には、コロナ禍での通販サイトの需要の高まりも関係しているという。
「通販の利用が増えたことで、消費者にとってあまり把握していないような荷物が届いても違和感を持たずに『注文した商品だ』と受け取ってしまった、という事例がとても多いのです。また、『家族の誰かが頼んだのだろう』と受け取ってしまうケースも。
代引き配達の“つい受け取ってしまう”という消費者の心理をついている悪質なやり口ですね」(前出・担当者)
代引き配達でだまされてしまった実例にはこんなケースがーー。