くらし情報『国内最高齢ゾウのアヌーラ 三笠宮さまご夫妻の平和の願いを乗せて』

2022年8月28日 06:00

国内最高齢ゾウのアヌーラ 三笠宮さまご夫妻の平和の願いを乗せて

ウィッキーさんは、85歳になっても現役の英会話講師として、週7日、都内各所のカルチャースクールに電車で通っている。

「スリランカでは、ゾウの頭をしたガネーシャという勉強の神様がいます。私が日本にいるのもガネーシャに助けられたからと思っているから、息子に、その神様の名前をつけました。私にとってゾウは特別な存在です。アヌーラが、今、日本で多くの子どもたちを笑顔にしていることを誇りに思います。アヌーラは、もっと、もっと生き続けてほしいですね」

今年6月4日、99歳の誕生日を迎えた三笠宮妃百合子さま。誕生日に合わせて映像が公開されたが、その傍らにゾウの置物があった。66年前にスリランカを訪問されたときの記念品だという。


小田部さんが語る。

「お二人にとって大歓迎を受けた66年前のスリランカ訪問は、忘れられない思い出でしょう。’07年に、多摩動物公園でアヌーラの来日50年を祝う会がひらかれ、当時91歳の三笠宮さまと百合子さまご夫妻が出席されましたが、お二人が50年を経て顔を合わせたアヌーラを優しいまなざしで眺めていたのが印象的でした。

長引くコロナ禍やウクライナへのロシアの侵攻など、不穏な空気が流れ、国民の多くが不安を抱えているなか、ゾウの置物を置いていることから、三笠宮ご夫妻の平和を願う気持ちが伝わってくるようです」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.