2022年9月29日 11:00
カミラ王妃 英国で不安視される新女帝の暴走…実孫を“王族扱い”にする懸念も
確かに’11年のウィリアム皇太子の結婚式では、彼女の孫の一人であるエリザ・ロペスも参列し、キャサリン妃のブライズメイドを務めていますからね」(前出・日本人ジャーナリスト)
もちろんカミラ王妃に期待する声もある。前出のデーブさんは、
「この17年間、カミラさんはまじめにコツコツと公務を続けてきました。フレンドリーな人柄ですし、いまでは王族からも頼りにされています。彼女は、国民の声によく耳を傾けていて、チャールズさんのアドバイザー役も務めているのです」
偉大な女王亡きいま、イギリスを中心とする英連邦も過渡期に直面している。
「たとえばオーストラリアも共和制への移行が議論されています。’99年の国民投票では、君主制維持派が55%、反対派が45%でした。当時のハワード首相は『エリザベス女王の御世では、絶対に英連邦を離れることはない』と語っていましたが、新国王が即位したタイミングで、“動き”があるかもしれません」(関東学院大学国際文化学部教授・君塚直隆さん)
果たしてカミラ王妃は後世“英王室を壊した女”と呼ばれるのか、それとも“英連邦団結の救世主”と呼ばれるのか。
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