くらし情報『安藤優子「岸田さん、“女性国会議員1割”では日本は変わらない!」』

2022年10月16日 06:00

安藤優子「岸田さん、“女性国会議員1割”では日本は変わらない!」

パパが政治家だった、おじいちゃんも政治家だったという、家名に連なるもの。安倍家、麻生家、小泉家……。

私は、それを「ぼくちん政党」と呼んでいます。自民党は、ぼくちんや坊ちゃんばかりなんです。一方の野党は、不満をつのらせる「おれっち政党」かもしれませんが。

あと、地方などでは、名士の子供が選ばれやすいわけですよ。たとえば学校法人や幼稚園を経営していて、寄付などを通じて自民党の県連とコネクションがあったりする。いざ選挙となったとき、親の自分はなれなかったけど、名士の息子が議員になるという、これもまたイエ中心主義の表れ。
当然、この世襲や二世が選ばれるときも、男性優位は変わりません。少し前の話になりますが、’12年に安倍元総理が政権の座に返り咲いたときに掲げていたのが「女性が輝く社会」でした。しかし、それを実行するエンジンである国会議員に、女性が1割もいないというのは、どういうこと!? まるでギャグやコントのようですよね」

■3年間、抱っこし放題していたら、女性の職場でのポジションはなくなってしまう

「女性が輝く」政策に続いて安倍政権が翌’13年に提示したのが、女性の育児休業を3年間とする「3年間抱っこし放題」

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